階段に猫用ペットゲートを自作(DIY)

我が家に保護猫から生まれた子猫がやってきました。
生後4ケ月の男の子です。
基本、にゃんこ様には1階で生活していただく予定なので、2階には上がらないようにペットゲートを階段下に取り付けようと考えていました。

しかし、猫ともなると1m程度は軽くジャンプしてくるので、犬用のペットゲートでは役に立ちません。
猫用のペットゲートをDIYで作成されている方のブログをいろいろと拝見し、自分も自作してみようと決心しました。
丸棒を組み合わせた格子状のゲートがよくあるパターンですが、物々しくなってしまうのが嫌でした。
そこで考えたのが、透明アクリル板と木材の組み合わせです。
材料はいつものコーナンで入手しました。
パインの角棒1820mmを2本、910mmを4本、アクリル板1820mmの0.5mm厚を1枚、そして蝶番です。
ネジ類は既にあるものを使用しました。
これで材料費は3,000円弱くらいです。



蝶番については、取り外し可能なタイプを選択しました。
実は、階段上には車用のルーフボックスの保管庫があり、降ろす時にゲートが邪魔になる可能性があります。
そこで、後からでも簡単にゲートを取り外しできるようにしました。
「ルーフボックスの保管場所DIY」ブログ記事はこちら
https://39diy.blog.fc2.com/blog-entry-105.html
木ネジを使用して、サクサクと枠を組み立てます。
階段に収まるよう、横幅だけカットして調整しました。長辺は1820mmのままです。

アクリル板をハサミでカットします。0.5mm厚なので簡単にカットできます。

アクリル板を枠に取り付けます。
この時、アクリル板がたわんで沈み込まないよう、真ん中に端材を置いておきます。

キリで下穴を空けます。

木ネジで止めます。
猫が突進してきてもアクリル板がたわまないよう、全周に20本程度と、横棒の箇所もしっかりネジ止めしました。
アクリル板自体が木枠にガッチリと結合することで、木枠の強度もしっかり保ってくれます。

階段に取り付けます。
ロボット掃除機が入れるように、高さを調整します。あまり高すぎると隙間から猫様が入り込む可能性がありますので、最低限の高さを確保します。

蝶番を取り付けます。
下地調べで事前に柱があることを確認していますので、スリムビス40mmで柱まで届くようにガッチリと取り付けしました。

このように、後から取り外し可能です。

次に、ゲートが開かないようにロックする機構を考えます。
実はここが一番難しかったところです。
階段の手すりに紐でくくるか、強めの磁石で止めるか、いろいろ考えました。
最終的に、シンプルなパーツを使用することにしました。
ただ、受け側のーパーツは使用しません。

壁に1cm弱の端材を取り付けます。木工ボンドで接着しました。
これをどのように使用するのかと言うと・・・

このようになります。

ちょうど、洗面所の入り口の枠が1cmほど出っ張っていましたので、そこでロックが掛かるという仕組みです。
レバーが下に落ちないように端材を使用しました。
さらに、レバーがクルクルと回ってしまわないよう、ゲート側にも小さな端材を貼り付けました。
ちょっとしたことですが、日々の生活で小さな面倒が積み重なると鬱陶しいですから。

次に、ベニヤ板の端材でコの字のパーツを切り出します。

ゲートのロック部分だけアクリル板をくり抜き、裏側からベニヤ板のパーツをネジ止めします。

このように、階段側からアクセスするときにレバー操作がやりやすいようにしました。
アクリル板が薄いため、くり抜いただけでは割れる可能性がありますので、ベニヤ板で補強しています。
ちょうど、扉のハンドル変わりにもなるため便利です。
ゲートのロックはいろいろ思案しましたが、自分で機構を考え出してDIYするのも結構楽しかったりします。

これで完成です。
透明アクリル板と細めの木枠を使用したので、あまり圧迫感がないと思います。
強度的には格子状のタイプのほうが優れていると思いますが。
木枠を白でペイントすると、壁の色に溶け込んでさらに圧迫感は減ると思いますので、時間が出来たらやってみるつもりです。

早速猫ちゃんが興味を示してきました。
透明アクリル板は0.5mmと薄めですが突き破ることもなく、ペットゲートとしての役割は十分果たせそうです。
今のところ爪でガリガリすることもありません。

以上、猫用ペットゲートのDIYでした。
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