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今回は、10年以上前に購入したスキー板を塗装します。

K2のエネミーという板で、ご存知の方は懐かしいのではないでしょうか。

フリースタイル系の板で、これがボロボロになるまで関西や岐阜のエア台を飛びまくっておりました。
この板でウォータージャンプも行っていたので滑走面はボロボロ。

そろそろ子供達がスキーができる年齢になってきたため、この板で雪山へ行こうとを引っ張りだしたのですが、あまりにも古すぎて恥ずかしいです。
ブランクのあるオッサンが滑るにはハイスペックな板は必要無いのでこれで十分です。

そこで自分で塗装することにしました。
今回はスキー板の塗装ですが、スノーボードの塗装も同じ要領で出来るかと思います。


今回使用する塗料はこちらです。
まずはいつものミッチャクロン。下地処理しなくてもいいという万能塗料です。
塗装の剥がれ防止です。

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スキー板は滑った時にたわむため、通常の塗料だとヒビ割れになる可能性があります。
そこで、今回は染めQを使用します。
皮や布を染めるという製品のため、伸縮にも強いかと思います。
左からホワイト、レッド、ブラック、保護ツヤだしです。
保護ツヤ出しは別に無くても構いませんが、塗装の最後に1層膜を厚くすることで多少傷に強くなります。

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まず、塗装したくない部分をマスキングします。
もう捨ててもいいような古い板なので、マスキングも適当です。

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次に、ミッチャクロンを薄く塗布します。(画像がありません)

ミッチャクロン乾燥後、染めQのブラックを吹きます。
ブラックになると、傷だらけの状態が良く分かります・・・。

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次に、板の先端と後端をレッドのグラデーションにするのですが、ブラックの上にレッドを吹いても色が綺麗に出てくれません。
そこで、ホワイトを下地に塗っておきます。
グラデーションになるように、先端は濃く、中央へむかって薄く吹きます。

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ホワイトが乾いたら、上からレッドを吹きます。
ブラックの部分に多少掛かってしまっても、ブラックの色が強いためレッドは目立ちません。
境界線付近は適当に拭いても大丈夫です。

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乾燥後、保護ツヤだしを全体に拭いておきます。
ツヤはこんな感じです。
保護ツヤ出しは別に無くても構いませんが、塗装の最後に1層膜を厚くすることで多少傷に強くなります。

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このままだと少し寂しいので、白いカッティングシートでK2のロゴを作成しました。

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これを先端と後端に貼ります。

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完成です。

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実は、この塗装後すでに2シーズン使用しました。1シーズン5days程度です。

今のところ剥げもなく、染めQで間違いなかったようです。
ただ、エッジがぶつかったりするとやはりそこは傷が付きます。
あまり気になるようなら部分補修でスプレーを吹くだけで大丈夫です。

スノーボードの板も同じ要領で塗装できると思いますが、自己責任で。
古い板なら失敗しても痛くも痒くもないのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。










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